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大企業のサラリーマンが結局お金持ちになれない理由




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大企業のサラリーマンはお金持ちになれない?

私はこの間まで大企業でサラリーマンをやっていました。

 

中小零細やベンチャーと比べれば待遇は良い傾向がありますから、どうせサラリーマンをやるのであれば大企業の方が絶対に良いと思います。

 

ご参考:大企業の仕事はつまらないしやりがいもないけど暇だし楽だから辞められない、でも辞めたい

 

元・勤め先の同僚達とも仲良くやっていますし、大企業に勤めている人間のことを否定するような感情は全くありません。

 

むしろ、いわゆる「起業家です!スタートアップやってます!」みたいな人間よりも付き合いやすい方々が多い印象で、一方的な好意すら抱いています。

 

ただ、話は変わりますが大企業の若手サラリーマンは意外に貧乏な人間が多く、そして、定年まで勤め上げたとしてもお金持ちにはなれないのです。

 

決して貧乏ではないのですが、あと少しというところでお金持ちには至りません。

 

お金持ちの定義

金融機関などでは金融資産1億円以上を「富裕層」と定義しています。

 

更に、金融資産5億円以上で「超富裕層」と呼ぶみたいですが、一般的なサラリーマンが目指せるレベルで言えば金融資産1億円以上というのがお金持ちの入り口になるでしょう。

 

これくらいのお金があれば、資産運用だけで生活できたり(老後も安泰♪)、気が向けば贅沢したり(人生は一度きり♪)、子供や孫に遺産を残せたりと(子孫繁栄♪)、基本的には良いことずくめです。

 

ところで、お金持ちの大半は自営業者(オーナー企業経営者や個人事業主、医者・弁護士)のような人間と代々の資産家という統計データがあります。

 

「収入が違うんだから当たり前じゃないか!」

 

と思われるかもしれません。

 

しかし、仮に生涯賃金や生活レベルが同じだとしても自営業者の方がお金持ちになりやすく、残念ながら大企業のサラリーマンはお金持ちになりにくいです。

 

その理由は歪んだ賃金カーブを生み出す年功序列型賃金にあることがわかっています。

 

あと、詳細は割愛しますが年収で~2,000万円程度なら実質的な税金の負担率が圧倒的に違います。

自営業者は合法的に税金を軽減する方法が多岐に渡るからですね。

ご参考:【基本のキ】個人事業主の節税対策まとめ

 

 

(労働者にとって)年功序列型賃金のメリット・デメリット

年功序列(ねんこうじょれつ)とは、官公庁、企業などにおいて勤続年数、年齢などに応じて役職や賃金を上昇させる人事制度・慣習のことを指す日本型雇用の典型的なシステムである。

その他、個人の能力、実績に関わらず年数のみで評価する仕組み一般を年功序列と称することもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/年功序列

 

多くの大企業では成果主義を謳いながらも実態は多少の色がつく程度で、ベースでは年功序列型賃金を採用しています。

 

年功序列型賃金は労働者からもありがたがられることが多いような気がするのですが、本当に賞賛すべき素敵な制度なのでしょうか?

 

無視できないメリットは、能力の低い人や全く仕事のやる気がない人間でもとりあえず席に座っていれば収入が増えていくことでしょう。

 

しかし、普通に頑張って働いている人間にとってはデメリットの方が大きくて、言うなれば単なる賃金の後払いでしかなく、もっと言えばかなり価値を割り引かれて支払われているのです。

 

お金には割引現在価値というものがあって、今日もらえる100万円よりも明日もらえる100万円の方が価値は低くなることを私達は知っています。

 

割引現在価値(わりびきげんざいかち)とは、ある将来に受け取れる価値が、もし現在受け取れたとしたらどの程度の価値を持つかを表すもの。

たとえば1年後に100万円貰えるのと、今90万円貰えるのが等価であると感じる者にとっては、1年後の100万円の割引現在価値は90万円となる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/割引現在価値

 

40代や50代で昇級・昇給して増加する賃金や、60歳の定年退職時に受け取る退職金というのは、年金同様、本来であれば自分でコツコツと積み立ててきたものです。

 

もし、それらを20代や30代のうちに受け取ることができていたら・・・。

 

(例)退職金で計算してみよう

勤続年数がフルの38年で退職金が3,000万円もらえるとします。

 

この退職金を、もし在職中に毎月分割して受け取っていたらいくらになるのでしょうか。

 

3,000万円÷(38年×12ヶ月)≒71,429円

 

なるほど、それなら毎月71,429円をインデックスファンドにでも積立投資して、年利5%の複利で運用したらいくらになると思いますか?

 

38年後には94,831,601円、ほとんど1億円=お金持ちです。

 

ちなみに年利4%なら75,289,899円、年利3%でも60,244,806円になります。

 

残された時間も短くなりリスクも取り辛くなった60歳というタイミングでたったの3,000万円ぽっち受け取っても・・・って感じです。

 

上記は計算が簡単な退職金で例を出しましたが、生涯賃金が3億や4億になる大企業においては年功序列のせいで若いうちに受け取れない賃金の方が退職金以上に大きな金額になります。

 

※退職金や企業年金は企業で運用をして労働者に支払っているハズなので、実際の話はここまで単純ではありません。ただ、就業規則で将来受け取れる金額が決まっている以上、早く受け取る方が得で、遅く受け取る方が損です。そして、年功序列賃金の場合、常に遅く受け取っています。

 

いつ稼ぐの?今でしょ!

2年近く前の記事ですが平均的なサラリーマンが一生で稼ぐ金額、その代償によると、大卒の生涯賃金は約2億5千万円。

 

これが生涯賃金トップ50社の平均になると4億円以上になります。

 

勤続年数38年で割ると年収1,000万円を超えますが、20代や30代前半の間はそれを下回るケースが大半ではないでしょうか。

 

逆に、自営業(または成果主義の外資やベンチャー)の場合は気力・体力・知力に優れ最もパフォーマンスの出やすい20代や30代の方が稼ぎやすかったりします。

 

特に、若い感性が有利に働くネット系の仕事や、勢いがモノを言う単純な営業とかは実際に成功している人達を見ても顕著でしょう。

 

上記の仕事は40代や50代になると収入が減ってしまうかもしれませんが、その時は若い時に稼いだお金が代わりに働いてくれます。(収入のカーブが年功序列型賃金のサラリーマンとは間逆になります)

 

同じ要領で、生まれた時からお金持ちは死ぬまでお金持ち。

 

お金というのは、いつ受け取るのかによってその価値は大きく変わってくることがわかりました。

 

仮に、生涯で労働から稼ぐ金額が同じだったとしても、早くから稼げば稼ぐほど、資産形成では有利になり、一生における購買力は巨大になっていきます。

 

最後に

そういうわけで、お金持ちになりたいのであれば若いうちに転職して収入を上げていったり、副業や起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

貯めるだけじゃなくて、恋人や友人と美味しい食事をしたり、海外旅行で豪遊したり、お金を使うのは若い時の方が楽しいですから。

 

みんなでお金持ちの扉を叩けるように頑張りましょう。

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