1つだけ確信していることがあります。
「自由に生きることは素晴らしい」ということです。
お金持ち=自由とか、サラリーマン=不自由とか、そういう(当たり前で)下らない話ではありません。
自由とは、“ナニモノ”にも拘束や支配を受けず、自分自身の本性に従うことを意味しています。
意識・無意識に関わらず、私達が生きている近代社会は自由に至高の価値をつけることによって成立しているのです。
それなのにも関わらず、多くの人間が不自由な人生を送り続けているのには理由がありました。(?!)
エーリッヒ・フロムは著書『自由からの逃走』で自由を与えられた人々の行く末が必ずしも薔薇色ではないことを論じています。
自由であることには義務や責任、そして孤独や不安を受け止める覚悟が求められ、多くの人々はその重荷に耐え切れず自由から逃げ出すというのです。
せっかく自由を手にしたのに不自由だなんて、これは近代社会が生み出した最大の皮肉としか言いようがありません。
しかし、時に自由というのは望んでもいないあなたのもとへやってきて、あなたを外の世界へと強引に連れ去るでしょう。
そんな時は思い出して下さい。
「きっと大丈夫だから心配しないで」
「何も恐れる必要なんてないんだよ」
それでも尚、自由に生きることは素晴らしいのだから!
のーまねー、のーふりーだむ 管理人