どうも、既にセミリタイアした尊敬する先輩達のブログを隈なくチェックするのがライフワーク「のーまねー、のーふりーだむ」です。
セミリタイアとは、その名の通り「やや引退≒やや働かない」を意味する和製英語で、現代の奴隷階級である労働者にとっては憧れの的であり、資本主義における一般庶民のゴールであると定義しています。
ただ、完全なリタイアとは違い最低限の収入確保が必要なケースを想定していますから、セミリタイア後は適当に稼ぐ必要があるわけですね。
純金融資産が1億とか2億とかの規模になれば資産運用だけで生活できる可能性も現実味を帯びてくるのですが、20代や30代ではこれがなかなか難しい。
そんな中、世界には一刻も早くセミリタイアしたい一心でセミリタイア後にアルバイト生活を送る人々が一定数いるのです。
例えば、老後資金として貯金を5,000万円くらい貯め込んで退職、その後は週に1,2回のアルバイトで生活費を稼ぎつつ、節約して貯金には可能な限り手を付けないみたいな生活。
私も仕事は週2日で週休5日くらいがちょうどいいと思っている派なので、これは面白いな~と思いました。
いくら貯金があればアルバイト生活に突入できるのかという議論もありますが、最悪の場合は生活保護だってありますから、それを考慮するれば理論上は貯金0円でもセミリタイアできちゃいます。
理論上は貯金0円でもセミリタイアが可能・・・?いや、待てよ、ちょっとおかしいです。
セミリタイア後に定期的にアルバイトをして生活費を稼ぐとういうことは、つまり、人よりも少し貯金が多いフリーターになるということですよね。
セミリタイア後の収入源としてアルバイトをする前に、ちょっと考えてみて下さい。
私は、貯金が数千万円もある努力家のあなたが時給1千円でアルバイトしてる姿を想像したくありません。
正社員のダルさとアルバイトのダルさは変わらない
私も学生時代はいくつかのアルバイトを経験したことがありますけど、いつもダルかったです。
アルバイトは正社員と比較すれば責任がないから楽とか言われてますが、そもそも、日系企業の正社員で本当に責任のある仕事をしてる人って役員レベルの零コンマ数%じゃないですか?
課長や部長なんて適当に会議出てウンウン唸ったり判子とか押してるだけで、実際に何か問題が起こった時に責任なんて取ってないと思うんですよ。
あってもせいぜい昇格が遅れるくらい、それは別に責任を取っているというよりも相対的に成果を出せなかっただけの話で、単純に運もしくは能力が低かったのです。
そもそも、しっかりした企業であれば大きな問題なんて起こらないように設計されているので、一個人が判断した結果で人生に衝撃を与えるような責任を取らされる事態は起こす方が難しいかもしれませんよ。
多くの日系企業では正社員なんてアルバイトと一緒で、決められたルーティーンを仕様に沿ってこなしてるだけみたいなところがあると思っています。
アルバイトにもマニュアルがあるように、企業には正社員にも役職に応じた暗黙のマニュアルがあって、基本的にはその通りに振る舞っているだけ、みたいな感じ。
何が言いたいのかというと、アルバイトも正社員も実を言うと仕事における辛さはほぼ同じで(むしろ、肉体的・精神的にもアルバイトの方が辛いケースが多いくらいで)、圧倒的に違うのは給料だけということです。
立場的にも「正社員 >>> アルバイト」でしょうけど、よくわかんない奴にコキ使われるのとかも癪だし。
セミリタイア後にアルバイト生活なんてするよりも、正社員として高額な給与が保証されている間に稼ぎまくった方が良いと思います。
労働時間を減らしたい気持ちはわかりますが、人生における“総”労働時間を考えれば、時給1,000円のアルバイトをするよりも現在の仕事をもう何年か頑張って資金を増やした方がお得じゃないでしょうか。
セミリタイア後の収入源はプチ起業が楽しいし幸せ
「そうは言うけど、一刻も早く会社を辞めたい。セミリタイア後の収入はどうしよう。」という話が出てきます。
そこで仕方なくアルバイトが出てくると思うんですけど、アルバイトなんて死ぬほどダルいし面白くないですよね。
そこで、私自身も実践してますけど、週1日とか週2日とかでも回せるスモールビジネスでプチ起業してみてはいかがでしょうか。
20代で5,000万円貯めて退職、現在もアフィリエイトで生活できるくらいのお金は稼げている私のポジショントークですが、本音です。
腐っても一国一城の主、年商で数百万、うまくいけば数千万くらいの小規模な事業を営む生活はそれなりに刺激もあって楽しいと思います。
普通、セミリタイア後は肩書きがなくなってしまいますけど、自分で会社をつくって事業をやっていれば世間的には社長ですしね。
仕組みさえ出来ればほぼ放置でもイケるところで言えば、昔から人気の不動産投資・賃貸経営とか、最近だとアフィリエイトみたいにリスクを取らずに始められるインターネットビジネスも増えてきました。
興味のあることや好きなことであれば尚良し、自分の力でお金を稼ぐことは人生の幸福度を結構な割合で上げてくれると思うんです。
セミリタイアの目的は「辛いを減らして、幸せ(楽しい・面白い)を増やすこと」だと思っています。
ですから、セミリタイア後も楽しいと思える稼ぎ方をしたいものです。
貯金が数千万円もある努力家のあなたであれば、年商数百万円のビジネスをつくるのは造作もないことですよ。
心配する気持ちはよくわかります。
「もし、スモールビジネスがうまくいかなかったらどうすればいい?」
その時は、当初の予定通りアルバイト生活ですね。
失敗者には当然の報いです。
コメント
こんにちは。ともちんと言います。
セミリタイアは資本主義における一般庶民のゴール。
それって案外いいのかもしれませんね。
完全リタイヤではなくセミがいいのかもと思いました。
セミリタイヤならまだ社会とつながってる感があるかもと思ったからです。
でもめざすは完全リタイヤかなぁ?
ともちん さん
コメントありがとうございます。
仰る通り、目指すは完全リタイアですね。
完全リタイア者は、セミリタイア者にもなれますし。
普通のサラリーマンが20代や30代で完全リタイアはなかなか難しいと思いますけど。