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複利という「奇跡」




一生かけてもお金を使い切れないかもしれない

 

円安・株高で貯金(総資産)が8,000万円台に回復しました。これから税金の支払いやクレカの引き落としなどがありますのでまた一時的なものになってしまうかもしれませんが。

 

この世の中に資産が増えて嬉しくない方はほとんどいないと思います。何故ならお金はいくらあっても一向に困らないからです。

 

投資や事業で一発当てた方は「8,000万円程度で何をそんなにいきがっている」と思うでしょう。一般的な金銭感覚を持っている方からしても「一生遊んで暮らせるような金額ではない」と思うかもしれません。

 

しかし、私はこのままだと一生かけてもお金を使い切れないかもしれないと心配すらしています。ポジティブなのでしょうか、それとも、ネガティブなのでしょうか。

 

複利という「奇跡」

私は資産のほとんどを株式で保有していますので、短期的には増えたり減ったりするわけですが、現行資本主義が維持されれば長期的には年率平均リターンで5%は確保できると考えています。

 

投資の世界では複利で運用することが大切だと口煩く言われます。あの「一休さん」でも登場したアレです。

 

仮に8,000万円を年率5%30年間複利運用したらいくらになると思いますか?この時点で私は60歳強です。

 

答えは3億4千5百万円です。

 

仮に8,000万円を年率5%50年間複利運用したらいくらになると思いますか?この時点で私は80歳強です。

 

答えは9億1千7百万円です。

 

最後に、8,000万円を年率5%70年間複利運用したらいくらになると思いますか?この時点で私は100歳強ですから、この世にいない可能性の方が高いわけですけれども。

 

答えは24億3千4百万円です。

 

税金は考慮していませんが、追加投資を一切しない想定でもこのような大金になります。あくまでも机上の空論ですし、現時点でお金持ちになったわけでもありません。

 

それでも、複利という奇跡の力を味方につければ一般人でも億万長者になれるというのは十分に夢のある話でしょう。若年期こそ資産形成に励むべき理由でもあります。

 

私の場合、どこかのタイミングで配当金生活(配当金再投資なし)に移行しますので、それ以降は複利運用をすることができなくなります。それに、捕らぬ狸の皮算用でワクワクできるほど無邪気でもないです。

 

何よりも、60歳や80歳、ましてや100歳時点で億万長者になり巨大な購買力を持つために人生を捧げる覚悟はありません。

 

セミリタイアする人、しない人

サラリーマン時代、自分の能力を過大評価していた愚かな私は「総資産1億円+月収300万円」を目標にしていました。これを達成すれば経済的自由を手に入れられると考えていたのです。金額の理由は「なんとなくキリがいいから」であり、特に計算をしたわけではありません。

 

実際には力及ばすストックもフローも全く足りていない状態でセミリタイアしました。やはり特に計算などをしたわけではなく、直感に従った(我慢できなかった)だけです。今のところ後悔はありません。

 

傾向として、セミリタイアを目指している方はセミリタイア資金を高く見積もり過ぎるきらいがあると思います。逆に、既にセミリタイアをしている方は低く見積もり過ぎなのかもしれません。私もそうでしょう。

 

高い目標を掲げて挑戦するのは結構なことだと思います。勤労や蓄財は尊いです。よしんばそれ自体を目的にする方がいたとしても否定するつもりはありません。

 

ただ、一生かけても使い切れないようなお金を貯めた後に待っているのは本当に薔薇色の人生なのでしょうか。時々わからなくなります。

 

自分ではまだまだ若いと思っている私達も当たり前のように歳を取っており、恐らくそう遠くない未来、土に還るのです。多くは望みませんが、ささやかでも喜びと楽しさに満ち溢れた人生にしたいものですね。

 

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今日は以上です。

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