たまにはインデックス投資家っぽい記事でも書こうかなと思います。
日本時間で6月24日の早朝からイギリスのEU離脱是非を問う国民投票が行われました。
結果はご存知の通りで、離脱派が勝利を収め、もしかしたら歴史を変える1日になったのかもしれません。
金融市場は荒れに荒れ、為替は安全資産とされている円に資金が逃避したことで2年7ヶ月ぶりとなる1ドル100円割れ。
日経平均株価も1万5,000円割れの大暴落で、下落率7.92%は東日本大震災直後以来の数字です。
含み損が400万円くらいになりました
ちゃんと計算していないのでわかりませんが、保有しているインデックスファンドの含み損が400万円くらいになりました。
もともと含み損はありましたが、2016年5月末時点では100万円程度でしたので、今月だけで300万円も増えています。
リスク資産の元本は3,800万円くらいなので10%程度の毀損、FXや個別株で鎬と精神を削っているプレイヤーからすれば子供みたいなものかもしれませんが、大金は大金です。
ただ、含み損が増えたから辛いとか、それがストレスになるみたいなことは今のところ全然ありません。
含み損にいくらまで耐えることができるかという記事の中でも書きましたが、何の自慢にもならないものの今なら含み損が1,000万円になっても2,000万円になっても耐えられそうです。
元来、長期投資を前提に積み立てを行っているため、市場が軟調な時はインデックスファンドの基準価格も下がるのですが「むしろ安く買えてラッキー」くらいに考えています。
資産運用で大切なのは市場に居続けること
このブログを開設してからかれこれ1年半以上経ちましたが、その間にも相場の大きな暴落は何度かありました。
パッと思い出せるのはロシアの逆オイルショック、ギリシャ危機(実質的なデフォルト)、中国の株バブル崩壊などですかね。
どれも到底リーマンショック級ではありませんでしたが、この暴落で市場から退場していった投資家も決して少なくはなかったでしょう。
そんな中、私が含み損を膨らまし続けても尚懲りずにインデックス投資を続けている理由の1つに、資産運用で大切なのは市場に居続けることだと考えているからです。
稲妻が輝く瞬間に居合わせなければならない
稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない。
上記は、多くのインデックス投資家にとってのバイブルでもある書籍「敗者のゲーム」の一節です。
「敗者のゲーム」に出てくる1つの統計データは“株式市場で過去72年間のうちベストな5日を逃すと利益は半減する”ことを私達に教えてくれます。
それゆえ、長期投資のバイ&ホールドで市場に居続けることが資産運用においては有効であるという主張でありロジックですね。
「敗者のゲーム」はカルト的な人気のあるインデックス投資の啓蒙本のようなもので、稲妻が輝く瞬間に居合わせなければならないということにも賛否両論あります。
バイ&ホールドでは今回のように“悪い意味で”稲妻が輝く瞬間もすべからく市場に居合わせてしまうことになるからです。
それに、インデックス投資は決して一番儲かる投資法でもなければ、必ず儲かる投資法でもありません。
ただ、大きな上昇の前には大きな下落があるものですし、私は資本主義というシステムによって世界経済は成長し続けると信じています。
10年後、20年後の未来から振り返れば今日も明日も大バーゲンセールということで、今日も200万円分くらいスポット購入することにしました。
(人身事故がやたら多かったみたいですが)今日も私の周りは平和です。
コメント
こんにちは。いつもありがとうございます。
インデックス投資をやったことがないですがとても投資の楽しさが伝わってきます。
今年も暴落する何かが起こりそうですね。応援して帰ります。
こんにちは。
イギリスのEU離脱はいろんな方面で影響が出ていますね。
日本もこれからどうなるのか?
動向を気にしておかないといけませんね!