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会社を辞めても大丈夫な人、辞めない方がいい人




 

先日、元・勤め先の同僚に呼び出されてお酒を飲む機会がありました。

 

私のようなドロップアウトした人間に連絡をしてくる時点で察しはついていましたが、会社を辞めるかどうか悩んでいるようです。

 

話を聞いてみると、会社を辞めたい理由も至極真っ当であり、退職後にやりたい事業もあるとのことで、明らかに気持ちはそちらに傾いています。

 

実際に会社を辞めて人生の幸福度がうなぎのぼりの私からすれば「時間もったいないからさ(モグモグ)、すぐ辞めちゃいなよ(ゴクゴク)」ってな感じですが、本人からすればそう簡単な話ではありません。

 

それなりに安定している大企業を退職するのは勇気が要ります。特に独立の場合、失敗した時のダウンサイドリスクが大きいからです。

 

年収200万円のサラリーマンが独立に失敗して年収0円になってもマイナス200万円ですが、年収1000万円であればマイナス1000万円です。

 

前者であればサラリーマン時代の年収を取り戻すのは簡単です。しかし、日本の大企業は中途採用市場にあまり門戸を開いていないため、後者であれば元の賃金カーブに乗せるのは大変かもしれません。

 

大企業の離職率が低い最大の理由はこのためです。そこに居座り続けた方が「得」であることが多いのです。

 

会社を辞めても大丈夫な人

客観的に見て会社を辞めても大丈夫だと思う人というのは、自分自身の適性や退職後のメリット・デメリットを冷静に分析して損得を計算できる人間です。

 

慎重深く、いつだって計画的・理性的に行動できる彼らは、複数の経験者に相談をしながら、数ヵ月・数年かけて退職の準備をするかもしれません。彼らの独立が失敗する確率は低いでしょう。

 

旧石器時代、人類は恐怖心のない勇敢な固体から順番に滅んでいきました。私達の祖先は獰猛な肉食獣から身を隠し、危険を冒さなかったからこそ子孫を残すことができたのです。

 

現代においても臆病であることは生き残る上で非常に重要な素質の一つかもしれません。きっと現在の職場でもそつなく仕事をこなしていると思います。

 

しかし、そういう“なまじ優秀な方”ほど会社を辞めることができません。どれだけシュミレーションをしたところで、大企業の給料以上に安定している収入の見通しなど立てようがないからです。

 

それこそ、サラリーマンの生涯賃金である2億円とか3億円とか貯めてから、という話になってしまいます。

 

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会社を辞めない方がいい人

逆に、客観的に見て会社を辞めない方がいいと思う人というのは、特に何も考えずにノリで退職しちゃうような人間です。

 

思慮が浅く、いつだって衝動的・感情的に行動してしまう彼らは、退職前も退職後も行き当たりばったりで生きています。少なくともサラリーマンとしては仕事ができないタイプです。

 

こと社長業においてはその大胆な性格が功を奏する場面もあるかもしれませんが、安定感はまるでありません。すぐに会社を潰すのもこういうタイプでしょう。

 

ちなみに、私が会社を辞めた時は完全にこのパターンでした。

 

「純金融資産1億円以上、副業の月収300万円以上でセミリタイア」という当初の目標は半分くらいしか達成されていなかったのにも関わらず、なんか急にダルくなっちゃったのです。朝とか眠いじゃないですか。

 

そういう適当な性格だからこそ辞められた、と言うこともできます。資産1億とか月収300万とか悠長なことを言っていたら、私の能力ではいつまで経っても退職できなかったかもしれません。

 

会社を辞めてもなんとかなる?

そんな私ですが、会社を辞めてもなんとかなっています。私だけではなく、周囲にいる会社を辞めて独立した知り合いは皆それなりにうまくいっているのです。

 

もちろん、今後もそうであり続ける保証はないですし、浮き沈みはあるでしょう。しかし、日本には400万以上の会社があることを考えると、決して特別な能力が必要なわけではないのかもしれません。みんな大好きホリエモンも本で書いてたし。

 

ビジネスにビビりすぎだ。

いいか、誰だってやり方さえ間違わなければ、年商1000万円の会社くらい簡単に作れるんだ。

少なくとも会社勤めの給料分くらいの利益は出せる。

でなければ、世の中にこれだけ会社があるはずないじゃないか。

普通の能力があれば、まず失敗しない。

拝金

 

上記には続きがあって、「でも年商数億円規模の会社設立となると少し話が違ってくる。年商1000万円クラスを義務教育とすれば、年商1億は有名進学校の受験をクリアする難易度。年商10億規模なら一流大学に合格するくらいの力が必要」らしいです。

 

冒頭の彼もそうですが、一流大学を卒業したり一流企業に就職できるような多くの若者は私なんかよりも遥かに優秀です。そういう方々は会社を辞めてもなんとかなると思います。

 

最後に

一時、プロブロガー界隈で「退職マンセー」的な記事を書くのが流行りました。転職アフィリエイトに誘導したり、自身の運営する自己啓発的なオンラインサロンに入会させるためです。

 

そのことについては別に何とも思いませんし、アフィリエイターとしては参考にしたいくらいです。

 

ただ、凄く失礼な言い方になってしまいますが、そういうプロブロガーのビジネスすら理解できずに盲信してしまうような方というのは少々無邪気過ぎるかもしれません。

 

そういう物事の表面的な部分しか見れない方が「オイラもプロブロガーになる!」と勢いよく会社を辞めたとしても、悲惨な末路を迎えてしまう可能性が高そうです。

 

一方で、プロブロガーの言動を注意深く観察して時には馬鹿にしているような頭の良い方(?)は、その賢明さゆえにブログなんてやらないでしょう。

 

本来ブログをやるべき人がブログをやらず、ブログをやるべきではない人がブログをやっています。だからこそ今のところプロブロガーは稼げているのです。

 

私にとってのアフィリエイトも同じだと思います。是非、優秀な社員を抱え込んでいる大企業には副業を禁止して頂きたいものです。

 

もしかしたら、独立にも同じようなことが言えるかもしれません。

 

今日は以上です。

コメント

  1. tonton より:

    おはようございます。
    ブログランキングから訪問しました。
    退職せず副業としてビジネスするのか、退職して違うビジネスをするのか・・
    人それぞれですが、一時的な感情や安易な考えで行動を起こしてはいけないですね。
    自分には何が向いているのか、自分と向き合う事が必要ですね。

    • 管理人 管理人 より:

      tonton さん

      コメントありがとうございます!

      頭の良い方は色々と考えてしまうので辞められず、
      頭の悪い方は色々と考えていないので辞められる、
      という傾向はあるかもしれません。

      仰る通り、人生の選択に正解・不正解はないですし、
      どちらが幸せなのかもわからないですよね。

  2. 17時の昼休み より:

    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    ※先日学習サービスではお世話になりました。

    本記事を拝見して、ふと去年親父と大喧嘩した事を思い出しました。
    親父も60近くなり且つ無借金で後はぬくぬくと生きていればいいものの、

    「土地が余っているから銀行からウン千万円借りて、マンションをぶっ建てようと思ってる」等と言い出しました。

    以下、親父とのやり取り。

    私「いやいや、こんな人口も右肩下がりの田舎町に作ってもしょうがないでしょ。それいつ回収できるのよ?」

    父「知り合いの話で工場で雇われている外国人が4畳一間の部屋にタコ部屋みたいに住んでいる。それは金額じゃなくて外国人に貸してくれない大家が多いらしい。そういう人はいっぱいいる。そいつらに貸せばいい。」

    私「そいつらが家賃払えなかったらどうするの?金の問題じゃないという話だけど、そんなに金を持っているとも思えない。そもそもいっぱいいるってどれくらいなの?その人たちは建物立てるところの近くに何人くらいいるの?リスクしかないよ」

    父「そんなんやってみないとわかんねえ。そんなことばっかり言ってると何もできなくなる。チャンス逃すぞ」

    私「いや、やるなって言ってるんじゃない。リスクはつぶした上でやれって言ってるの」

    父「そんな机上の空論で話しても役に立たねえ」

    私「机上の空論にしない為にちゃんと調査すればいいじゃん。橋をたたいてわたれって言ってるの」

    あーだこーだが30分。

    諦める(?)きっかけとなった言葉が

    「上手くいくって保障あんのかよ!」という投げかけに対する親父の回答。

    「馬鹿野郎!風だよ!風を感じろ!!」

    ダメだコイツ、と思いました。

    まさにこの「風」が「ノリ」だと思いました。

    良く「やってみないとわからない」という言葉を聞きます。

    しかし例えば、柳井正さんが言う「やってみないとわからない」と
    私のようなパンピーが言う「やってみないとわからない」とでは
    言葉の表現が同じだとしてもその前の考えている事のレベルが違うと思うのです。

    ああでもない、こうでもない、と死ぬほど考えながらその時点で出せる
    ベストの選択肢を選び抜き、後は予測不可能な市場の流れに任せる。

    そこまでのレベルに達してから発せられる頭の良い方々の「やってみないとわからない」は明らかに別物です。

    違いはリスクを取ってでもやるべきだと言える根拠があるか。

    退職などの重い意思決定をする時ほど重要だと思いました。

    でも実際自分も「やりたい」と思ったらどうにかして屁理屈こねくりまわして
    ノリでやっちゃう人間なんだろうなと思いつつ

    恐らくそうなるのだろうと思っています。

    (∩゚д゚)アーアーキコエナーイ

    • 管理人 管理人 より:

      17時の昼休み さん

      コメントありがとうございます!(その節は大変お世話になりました。)

      ご尊父が感じられた「風」については思わず笑ってしまいましたが、アイディアを行動に移すのが早いのは力でもあると思います。
      石橋を叩いて壊すという諺もありますし(?)、投資には機会損失という考え方もありますので、難しいところです。
      もちろん、このようなことが言えるのは他人事だからですし、もし私が貴殿の立場であれば、やはり同じような感想を抱き同じような反応を示したと思います。汗

      「やってみないとわからない」という言葉の裏にある深さについては、本当に仰る通りだなと思いました。
      私もよく使うため耳が痛い側なのですが、できるだけ高いレベルで使えるようになりたいです。
      特に、自分の人生に大きな影響を与える選択については・・・。

      一方で、「たまたまうまくいくこともある」という事実は希望だと思います。
      大前提として確率を上げる努力を怠るべきではありませんが、頭の良さや過去の経験値で物事の成否が決まってしまうのであれば、夢がありませんからね。笑

  3. ぴーちゃん より:

    こんばんは!
    深く考えないままに辞めちゃえと思う私は、
    会社はやめない方がいい部類かも知れませんね。
    普通に、会社にお勤め出来るようになったら、
    今回のお言葉思い出して見たいと思います。
    応援ポチしました。

    • 管理人 管理人 より:

      ぴーちゃん さん

      コメントありがとうございます!

      私自身も深く考えずに退職したタイプです。

      それはそれでアリですし、本能に従って生きられる方が幸せなのかもしれません。