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働かないこと、仕事をしないことに対する罪悪感




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会社を辞めて、プチセミリタイア生活に突入してからは出来るだけ働かない・仕事をしない日々を送っています。

 

仕事は週2日で週休5日くらいがちょうどいいという記事を書いたことがありますが、実際はもっと働いていません。

 

一応、しばらくは生活できるくらいの貯金があってのことですし、収入としてはアフィリエイトによるものもあるのですが、後者については徹底的に外注化を進めてきたので実作業時間としては週に1時間くらいだと思います。

 

学生時代に読んだ「『週4時間』だけ働く。」で有名なティモシー・フェリス先生に感謝ですね。

 

「週4時間」だけ働く。

 

とはいえ、こんな私でもサラリーマン時代は週5日も働いていたわけで、最初は働かないこと・仕事をしないことに対する罪悪感みたいなものがありました。

 

旅行を楽しんでいる時や、朝方まで映画を観ている時に、ふと思うのです。

 

「あ、かつての仲間達は明日も朝早く起きて仕事に行くのか・・・。こんな風にプラプラしていて良いのかしら・・・?」

 

それは、優越感と言うよりも背徳感に近い感情でした。

 

・・・。

 

しかし、数ヶ月経った今は微塵も感じません。

 

労働とは何なのか

マルクスは言いました。

 

「資本主義社会では、生産手段を持たない多くの人々(=労働者階級)は自らの労働力を商品として売らざるを得ず、生産過程に投入されて剰余価値を生み出すため生産手段の所有者(=資本家階級)に搾取されることになる。」

 

資本主義社会において、労働とは労働者の生存を維持するために止むを得なく行われる苦痛に満ちた行為であると、そういう話です。

 

必然的に、資本主義におけるゴールは労働から解放されることになります。

 

それなのにも関わらず、なぜ日本人は働かないこと・仕事をしないことに対する罪悪感を抱くのでしょうか?

 

これには日本人特有の価値観も多分に含まれていると思います。

 

世界では古くから現代に至るまで、労働者階級とは対照的な立場にいた資産家階級の貴族達は何世代にも渡り働かずに暮らしていました。

 

かつての貴族だけではなく、最近でもヨーロッパの白人達はたった30万ドルや50万ドルほどの資産でも物価の安い海外に移住してセミリタイアしているのです。

 

勤労(労働)の義務について

日本国憲法では、「教育の義務」、「納税の義務」、そして「勤労(労働)の義務」の3つが「国民の三大義務」として定められています。

 

日本人が働かないこと・仕事をしないことに対する罪悪感を覚えるのは、誰もが小学生の時に教育された「勤労(労働)の義務」を果たしていないという自覚から湧き上がってくるものなのかもしれません。

 

しかし、病気などで体調を崩してしまった人や、女性であれば妊娠中なども含めて、世の中には働きたくても働けないケースだってありますよね。

 

また、日本は私有財産制を認めていますし、職業選択の自由を認めているため、不動産収入や金融資産の金利・配当金などの不労所得で生活している人間もごまんと(5万人どころの騒ぎではないくらいに!)存在しています。

 

当たり前っちゃ当たり前なのですが、「勤労(労働)の義務」を怠ったとしても罰則を課されるようなことは100%ありえません。

 

「勤労(労働)の義務」というのは一種の道徳的な考え方であり、精神的な規定でしかないのです。

 

そもそも、「納税の義務」さえ果たしていれば、資本主義そして自由主義を掲げる日本の憲法に「勤労(労働)の義務」を規定することは相応しくないと一部の法学者は言います。

 

お金は労働の対価ではない

お金は労働の対価ではありません。

 

労働とは「労働者の生存を維持するために止むを得なく行われる苦痛に満ちた行為」ですが、人よりも10倍辛い思いをしたら10倍のお金がもらえるのかと言うとそんなことはないわけです。

 

現実社会では、ベンチャー企業で朝から晩まで死に物狂いで働いている人よりも、大企業で9時から5時まで新聞を読んだりソリティアで遊んでるオッサン達の方が給料は高いですよね。

 

(そもそも、9時から5時までゲームをしているようなオッサン達は働いていると言えるのでしょうか?私からすれば答えはNoです。ただ、オッサン達にとってはYesであり、「会社に行って帰ってくること」それ自体が彼等の仕事なのです。働くって何だろう?)

 

同じように、週6日働いても手取り10万円しかもらえない人もいれば、週1日しか働かないのに100万円稼ぐ人だって存在します。

 

一見すると残酷であり不条理な世界ですが、あくまでもそれぞれのプレイヤーが与えられた情報の中で経済合理的に振る舞った結果でしかありません。

 

普通に考えれば普通にわかることなんですけど、働かないこと・仕事をしないことに対する罪悪感を感じる必要なんて全くないのです。

 

世の中にはセミリタイアを悩んでいる人も多いと思いますが、もしあなたがそれを望むのであれば、さっさとセミリタイアすれば良いと思いますよ。

 

Follow Your Dream!

Follow Your Heart!

Follow Your Instinct!

 

別に、また仕事をしたくなったら働けばいいじゃないですか。

コメント

  1. マレク より:

    こんにちは。
    おっしゃる通り、日本の考え方はそこですよね。
    汗水垂らして働くことに対して美学がありすぎます。

    しかし、少しずつではありますが、そうじゃないことに気がつき出してる人が増えているのは確かですね。

    • 管理人 管理人 より:

      マレク さん

      コメントありがとうございます。

      情報化社会と言われるようになって個人主義は増えたかもしれせんね。

      私としては、インターネットに感謝するばかりです。