最近、職場の先輩が「○○(私)は尋常じゃなく貯金をしている」という後輩への愛に満ち溢れた噂を流しているらしく、しまいには契約社員の若い女の子からも冗談混じりで質問される始末です。
呆れてしまうのはその仮説の根拠が何とも浅はかなことで、私が頻繁に海外旅行に行ってはカジノで勝っているという話から「○○(私)は尋常じゃなく貯金をしている」と思ったのだそうです。
どんなに努力をしても期待値が僅かに1を僅かに超えるかどうかのカジノで大金を賭ける気には到底なれませんから、カジノで資産を増やしたわけではありません。
先輩(貯金700万円)「500万円くらいは貯金してるんじゃないの?まさか、4桁はないよね?」
私(貯金4,000万円)「メリットがないので話しません。」
東証一部上場企業、時価総額数十兆円の役職者でもこのレベルです、表面上は隠していますが本性は下品で醜く、卑しいお金の話が心から大好きなのです。
実は、過去にうっかり口が滑ってしまい会社の同僚から貯金額を聞かれて自分の貯金額を話してしまったことがあります。
心から尊敬している会社の先輩(20代)とオシャレなバーでお酒を飲んでいた時に、ひょんなことからお互いの貯金額について話題が及びました。
当時、私の貯金額はゆうに3,000万円を超えており、その数字が20代にしては相当に多い方であることも自覚はしていましたが、質問をされた相手が心から尊敬している会社の先輩(20代)だったこともあり、酔いの勢いも相まって正直に答えてしまいました。
一方で、心から尊敬している会社の先輩(20代)の貯金額はたったの500万円程度しかなく、それなりに気まずい雰囲気になったのは言うまでもありません。
(私の方が多いことがわかっているのに)他人の貯金額を聞くのは失礼なことであり、(私の方が多いことがわかっているのに)自分の貯金額を話すのは野暮なことであり、そして、(私の方が多いことがわかっているため)どちらも嫌味になってしまうことを知りました。
貯金額の差が数百万円程度の差であれば、お互いの節約術や投資法(預貯金以外していない人ばかりですが)を共有することで切磋琢磨してみたり、「あいつにできるのだから、オレにだって!」というモチベーションの源泉にもなるのかもしれません。
ただ、私の場合は貯金額が4,000万円を超えているため、その差は先輩であってもダブルスコアやトリプルスコアは当たり前、同年代であればディカプルスコア以上ということも往々にしてあるでしょう。
【参考】ダブル・トリプルの次やその次
n | n倍 |
1 | シングル(single) |
2 | ダブル(double) |
3 | トリプル(triple) |
4 | クアドラプル(quadruple) |
5 | クインティプル(quintuple) |
6 | セクスタプル(sextuple) |
7 | セプタプル(septuple) |
8 | オクタプル(octuple) |
9 | ノナプル(nonuple) |
10 | ディカプル(decuple) |
更に、最も残酷な事実だと思うのは、現在務めている会社の給料だけが唯一の収入源である同僚の場合、貯金額の差はこの先も指数関数的に開き続ける可能性が極めて高いということです。
出来れば会社の同僚を絶望させたくはありませんから、他人の貯金額は聞きませんし、自分の貯金額を話すこともありません。
他人の貯金額を聞くのは失礼、自分の貯金額を話すのは野暮、そしてどちらも嫌味になってしまうのです。
皆様も気を付けて下さい。
コメント
こんにちは、ランキングからきました。
お金の話は人と話すのは難しいですね。
貯金額はこっそり自分で分かっていればいいと思います。
ケル さん
コメントありがとうございます。
仰る通りです。
こんにちは。
お金の話をする・・というのは
どこかで安心感を得たいからなのでしょうね。
「これだけしかない」には
「あなたも同じくらいよね?」
「これだけある」には
「あなたに勝っているでしょう?」
こんな感じだと思います。
そこに管理人さんのような桁違いの人が
会話に参加したら・・・
どちらの場合も絶望感に打ちひしがれます。(^_^;)
お金の話はどんなに親しくても
しないに限りますね。
それが人のためです。(笑)
つっちー さん
コメントありがとうございます。
他人の心の平穏を侵さぬよう
聞かない・言わないを心掛けます。