心から尊敬している会社の先輩(20代)とオシャレなバーでお酒を飲んでいた時に、ひょんなことからお互いの貯金額について話題が及びました。
当時、私の貯金額はゆうに3,000万円を超えており、その数字が20代にしては相当に多い方であることも自覚はしていましたが、質問をされた相手が心から尊敬している会社の先輩(20代)だったこともあり、酔いの勢いも相まって正直に答えてしまいました。
一方で、心から尊敬している会社の先輩(20代)の貯金額はたったの500万円程度しかなく、それなりに気まずい雰囲気になったのは言うまでもありません。
「いや、(たったの500万円ぽっちでも)20代の平均値を鑑みれば多い方ですよ!」
お会計は100円単位で割勘でした、無理もないことでしょう。
そして、私は二度と会社の同僚に対して自らの貯金額を公開しないという誓いを頑なにしたのです。
1年以上も前の話です。
20代の貯金額、平均値は183万円、中央値は30万円?!
20代の平均的な貯金額は一体全体いくら程度なのでしょうか。
この類の数字は至る所から出ていますが、データの抽出方法によって実態よりも高過ぎたり低過ぎたりすることが多いようです。
本日は、1つの参考としてAll Aboutの記事から引用をさせて頂きます。
- 20代 貯蓄のない世帯41.0% 平均値183万円 中央値30万円
- 30代 貯蓄のない世帯34.2% 平均値415万円 中央値130万円
- 40代 貯蓄のない世帯30.4% 平均値614万円 中央値300万円
- 50代 貯蓄のない世帯29.5% 平均値1124万円 中央値408万円
- 60代 貯蓄のない世帯28.1% 平均値1765万円 中央値740万円
更新日:2014年12月24日
なんということでしょうか。
20代の貯金額は平均値で183万円、中央値で30万円という驚愕の数字が出てきました。
2014年12月24日に更新された記事から引用してきたものですが、かつて私が見てきたデータの中では最も低い数字です。
もちろん、一口に20代と言っても、その中にはまだ20代前半で将来有望な学生もいれば、もう20代後半で髪の毛も薄くなり始めているおっさんもいるわけですが、大学生の頃から既に1,000万円以上の貯金をしていた私にとって、上記の平均値と中央値はホラーに近いものがあります。
しかし、(データの抽出方法によって実態よりも高かったり低かったりすることがあるにせよ)これが1つの現実なのです。
大事にしたいと思うのは、一般的且つ常識的に考えて、20代で貯金が出来る人というのは30代になっても貯金が出来る人であり、20代で貯金が出来ない人というのは30代になっても貯金が出来ない人であるという事実です。(収入的な意味で、もしくは性格的な意味で)
非常に残酷な話ではありますが、経済的な観念における人生の勝負はその大体が前半戦で決まってしまいます。
20代の皆様、あなたの貯金額は平均値・中央値よりも高いですか?それとも、低いですか?
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