人生における「3つの坂」はあまりにも有名ですが、事業にも同じように「3つの坂」があると思っています。
「上り坂」、「下り坂」、そして恐怖の「まさか」です。
有事の際に備える方法はたったの2つしかありません。
- 一生暮らせるお金を貯めること
- 収入源を複数に増やすこと
現実的なのは「2.」であり、「1.」は「2.」を積み重ねた結果であるとも言えるでしょう。
この問題は私のようなフリーランスに限った話ではありません。
一般的には安定していると言われる大企業に従属しているサラリーマンであっても、決して安心できない時代に突入しています。
昨今、政府が副業を推進し始めたは「経済成長が期待できない日本で普通にサラリーマンを続けていても、幸せにはなれないから」に他ならないのですから。
トマ・ピケティ先生も言っていますが、労働によって得られる賃金の成長率は極々僅かなのです。
収入源を複数に増やす上で気をつけたいこと
どうも、専業アフィリエイター的なことをしている管理人です。
現在の主な収入源はアフィリエイトによるものですが、これほど不完全で不確実な収入もないでしょう。
過去、そして今のところは問題なく稼げているものの、未来については3年後はおろか1年後のことすらよくわかりません。
アフィリエイターの知人からは「もっとアフィリエイトを頑張れば?」とも言われるのですが、もう飽きたし、あまり才能もないし、それゆえ全く面白くないんですよね。
ただ、私は自由に至上の価値を見出しており、現代の奴隷であるサラリーマンには戻りたくないという強い思いがあります。
そのためにも収入源を複数に増やしておきたいところなのですが、決して何でも良いというわけではありません。
1. 現在の主な収入源と相関が低い収入源
例えば、アフィリエイトをやっているとSEOについてはそれなりに詳しくなります。
そのためSEOのサービスを提供して収入を得るのは割と簡単ですが、これはアフィリエイト収入と相関が高過ぎますよね。
Googleというプラットフォーム上でビジネスをしているため、有事の際は共倒れになってしまうでしょう。
手っ取り早さも大事ですが、収入を複数化する上でより大事なのはリスク分散です。
そういうわけで、ネットの集客に依存しないリアルビジネスを検討しています。
※ちなみに、事業を多角化して失敗する企業も非常に多いです。
2. 継続性が高い収入源
例えば、株のデイトレードで100万円稼ぎました!は凄いことですが、あくまでもワンショットの収入です。
将来の予想も出来ないため安定収入とはならず、「一生暮らせるお金が貯まるまで」、お金の心配から解放されることはありません。
キャッシュ・イズ・キング、キャッシュフロー・イズ・クイーン。
社会に提供できる価値があり、それを必要と考えている顧客がいて、更に継続性が見込める収入が良いでしょう。
3. 限りなく不労収入(仕組みできる)
収入源を増やそうとして労働量が増えれば増えるほど、忙しくなってしまい次の収入源を増やせなくなるジレンマが出てきます。
リアルビジネスであれば立ち上げなどで大変な時期もあるでしょうが、最終的には仕組み化できる収入を選ぶべきでしょう。
以下の記事ではコンサルを手っ取り早いビジネスとして紹介しましたが、極めて属人的で仕組み化が難しいため手を出したくありません。
その点、株の配当金などは完全な不労収入なので、他のビジネスを邪魔してしまう心配も全くないため素敵ですね。
最後に
とりあえず今は事業の種を蒔いたりして遊んでいます。
どれも1人では完結しないので、実際に話が進んでいる案件もあれば、完全に頓挫しているものもあるのですが、どれか1個でも回り始めれば万々歳です。
なんといっても、アフィリエイトとは異なり趣味の延長みたいなので楽しいですし。
また、気付けば貯金が6,000万円を突破していますが、今後はインカムゲイン重視で米国高配当株に投資することも考えています。(利回り4%で240万円ですね)
やっぱり収入源は1個よりも2個、2個よりも3個がベターです。
皆様も収入の複数化に取り組んでみてはいかがでしょうか。
今日は以上です。
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