どうも、貯蓄は美徳「のーまねー、のーふりーだむ」管理人です。
当ブログを始めた頃は3,000万円台だった貯金(純金融資産)も、気付けば6,000万円台、もうすぐ7,000万円台に届きそうです。
最近は、総資産公開で記事にしているインデックス投資が好調で、アフィリエイト収入公開で記事にしている諸々の売上も伸びているという幸運に恵まれています。
それでも1億円にはまだまだ程遠く、ここから更に税引き後で3,000万円以上を貯めるのは本当に大変なことでしょう。
ただ、今までは1億円なんて夢のまた夢のような数字でしたが、遥か遠くにうっすらと見えてきたような気がするのです。
かつては絶対に不可能だと思っていただけに、大きな勘違いだとしても尚、意識し始めると妄想が止まりません。
貯金(純金融資産)1億円を貯めたい理由
先日、「年収・貯金はいくらあれば幸せになれるのか」という記事を書きました。
私達は一定の水準を超えてしまうとそれ以上いくらお金を稼いでも決して幸せにはなれないことを知っています。
一方で、これは一定の水準まではお金を稼ぐ(貯める)ことで幸せになれることも意味しているのです。
橘玲の新書『幸福の「資本」論』には、純金融資産1億円までは貯蓄の額が増えるほど幸福度も増していくという調査が載っています。
私の経験的にも、純金融資産が1,000万円、3,000万円、そして5,000万円と増加するごとに、生まれた時から荒んでいた心が少しずつ澄んでいくような実感がありました。
お金というのは、人間を飢え死にの恐怖から解放してくれる究極の精神安定剤であり、誰にとっても一度きりの人生を自由に生きるためにはどうしても必要な人生の背骨でもあるのです。
貯金(純金融資産)が1億円以上あれば、運用だけで生活することも決して不可能ではなく、その事実が私に与えるであろう衝撃は計り知れません。
日本における貯金(純金融資産)1億円以上の割合
株式会社野村総合研究所が、2015年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模を統計から推計しています。
マーケットの分類 | 世帯の金融資産 | 世帯の数 |
---|---|---|
超富裕層 | 5億円以上 | 7.3万世帯 |
富裕層 | 1億円以上~5億円未満 | 114.4万世帯 |
準富裕層 | 5千万円以上~1億円未満 | 314.9万世帯 |
アッパーマス層 | 3千万円~5千万円未満 | 680.8万世帯 |
マス層 | 3千万円未満 | 4,173.0万世帯 |
上記のデータによれば、国内5,290.4万世帯のうち貯金(純金融資産)1億円以上は121.7万世帯、全世帯に占める割合としては約2.3%です。
ちなみに、2013年に実施された同調査と比較すると、富裕層は20.0%増加、超富裕層については35.2%も増加しています。
トマ・ピケティが『21世紀の資本』で繰り返し強調した「r > g」はしっかりと現実に反映されていました。
ご存知の通り、日本の富裕層はそのほとんどが高齢者です。
国内に約2.3%しかいない富裕層世帯の年齢別分布を見てみると、40代以上が約97%を占めています。(31歳以下は1%未満)
資産運用における複利効果もありますし、富裕層世帯が高齢者に偏っていることに対する違和感はないでしょう。
一般的に、1億円というのはサラリーマンが定年時に受け取る退職金を合わせてようやく貯められるか否かというレベルの大金なのです。
最後に
私達が生きる資本主義社会では、生きているだけで次から次へとお金が必要になってしまうのは知っての通りです。
そのため、一生かけても使い切れないようなお金を手に入れたとしても幸せになれるとは限りませんが、ある程度のお金がなければ間違いなく幸せにはなれません。
1億円や2億円では不安も残りますが、それを30代(できれば前半)で達成した時、文字通り経済的にも、そして精神的にも、次のステージへ進めるような気がしています。
まだ30代(できれば前半)であれば、それから先のことはその時に考えても決して遅くはないでしょう。
正しい知識と少しの勇気でお金持ちを目指したいと思います。
どうか皆様も一緒に頑張って頂ければ幸いです。
今日は以上です。
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