のーまねー、のーふりーだむ

「副業のアフィリエイト」や「資産運用のインデックス(+米国株)投資」など。20代で5,000万円貯まったので一旦プチセミリタイア中。


本当は仕事が大嫌いな日本人

 

サラリーマンだった頃、基本的な姿勢として仕事よりも余暇を優先していましたし、仕事をするのはお金のためだと割り切っていました。

 

入社1年目から無駄な残業はしないように心がけ、毎年の有給休暇は全て取得していましたが、周囲からは空気を読まない変わり者扱いをされていた記憶があります。

 

ただただ経済合理的に振る舞っていただけなのですが、たしかに同期はもちろん職場の先輩達ですら上司?周囲?の顔色を伺って有給休暇も取らないし、積極的に残業もしていたのです。

 

当時は「みんな仕事が好きなんだな~」と思っていました。

 

もちろん、実際はそういうわけではありません。

 

本当は仕事が大嫌いな日本人

明治大学の社会学者が日本人の価値観を世界の国々と比較して調査した「日本人の価値観」という本があります。

 

 

その中には、私達が一般的に抱いているイメージとはかけ離れた興味深い内容も紹介されていました。

 

余暇が減っても仕事を第一に考えるべき?

「たとえ余暇が減っても、常に仕事を第一に考えるべきだ」

 

79ヵ国の人に聞いてみた結果、日本人は上記の意見に対して「強く賛成」と回答した割合で堂々の第1位でした。

 

といっても、この場合は“ワースト1位”ですけど。

 

順位 国名 割合(%)
1位 エジプト 63.7%
2位 タンザニア 62.2%
3位 マリ 54.6%
38位 ドイツ 21.4%
44位 中国 18.3%
59位 フランス 14.0%
60位 韓国 13.8%
70位 アメリカ 7.1%
77位 イギリス 4.3%
78位 オランダ 4.0%
79位 日本 2.6%

 

発展途上国が上位、先進国が下位になる傾向は見られますが、ドイツやフランス、イギリスやアメリカなどと比較しても日本人の仕事嫌いは突出して高いのです。

 

ちなみに、平均年間労働時間ランキングでは日本は真ん中くらいなので、仕事の量が多いから上記のような結果になっている、というわけではありません。

 

(日本よりもアメリカや韓国は労働時間が長い)

 

とにかく日本人は仕事が大嫌いみたいなのです。

 

仕事は収入を得るための手段以外のなにものでもない?

「仕事は収入を得るための手段であって、それ以外のなにものでもない」

 

言い換えれば、仕事にお金以外の価値を見出しているかどうか?という質問です。

 

31ヵ国の人に聞いてみた結果、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答(=肯定)した割合は以下の通りでした。

 

順位 国名 割合(%)
1位 フィリピン 67.8%
2位 ブルガリア 67.1%
3位 スペイン 62.9%
9位 韓国 43.1%
10位 台湾 42.8%
12位 日本 42.8%
17位 イギリス 34.5%
18位 ドイツ 32.5%
21位 フランス 29.4%
24位 アメリカ 25.5%
29位 スウェーデン 18.8%
30位 スイス 17.5%
31位 ノルウェー 12.8%

 

やはり貧しい後進国が上位になる傾向はありますが、その中で日本は韓国や台湾に次いで上位に入っています。

 

皮肉だなと思うのは、解雇規制が弱く資本家が保護される欧米諸国の方が日本人の労働者よりも「仕事にお金以外の価値を見出している」ということです。

 

どうやら、大企業を中心に色濃く残っている年功序列と終身雇用という日本的雇用制度は日本人を幸せにはしてくれませんでした。

 

楽しい仕事はない?

ここまで読んで、「いや、私は仕事が好きだよ」と思った方もいるかもしれません。(自己肯定バイアスによる錯覚だとしても)

 

たしかに、世の中には私達1人1人にとって楽しい仕事がきっとあるはずですし、セミリタイアはそれを探す格好の機会でもあるのです。

 

ただ、それが新卒でたまたま入社した会社でたまたま担当している現在の仕事である可能性は限りなく低いでしょう。

 

それなのにも関わらず、多くの方々は臭いものに蓋をしてしまいキャリアや人生について考える機会を持ちません。

 

誰しもが心の中では違和感に気付いているはずなのに。

 

一日八時間労働のメカニズムは、社会的な緊張や神経症や鬱や体の不調を生み出している。

何より、誰もがはっきり感じているんだよ、大事な自分の時間をみすみすとどぶに捨ててるってことをね。

シルヴァーノ・アゴスティ

 

 

まとめ

日本人は、仕事よりも余暇を優先すべきで、仕事をする目的はお金以外の何物でもないと考えています。

 

一方で、日本人の有給消化率は世界的に最も低いですし、お金(自身の待遇)について話すのはタブーの雰囲気すら漂うブラック企業も多いです。

 

このような歪んだ労働環境が日本の社会問題である過労死や自殺、または相次ぐ不祥事の根本的な原因になっていると指摘されることもあります。

 

少なくとも、上記のようなダブルスタンダードが解消されない限り「日本人の仕事嫌い」は治らないでしょう。

 

今日は以上です。

-サラリーマン日記