もくじ
このブログを開設したのは3年弱前くらいですが、当時はインデックス投資についてあれやこれやと書くつもりでした。
結局、ポエム以外を書くのは面倒臭いということでほとんど書くこともなかったわけですが、時が経ち、ここ数年の良好な経済環境のおかげでそれなりにまとまった含み益も出ています。
ところがどっこい、最近は少しずつインデックスファンドの売却をしつつ米国株(高配当・連続増配)への投資に移行している次第です。
なぜ米国株(高配当・連続増配)なのか?
引き続き総資産の半分くらいはインデックス投資で運用する予定ですが、残りは米国株(高配当・連続増配)への投資に回す予定でいます。
米国株ブログが流行っているおかげで日本語でも情報収集が簡単になりましたし、今後の長い長いセミリタイア生活には米国株(高配当・連続増配)投資も取り入れた方が良さそうだなと思いました。
元々、将来は配当金生活を夢見ていたので、その準備です。
出口戦略が必要ない
インデックス投資の基本はバイアンドホールドですが、これは私が実践しようとしている米国株(高配当・連続増配)投資でも同様です。
但し、インデックス投資の場合は利益確定という出口戦略が必要なのに対して、私が実践しようとしている米国株(高配当・連続増配)投資の場合はそこから生まれる配当収入を目的にします。
インデックスファンドの積み立てはいつかどこかで主体的に売却をしない限りその果実を手にすることはできませんが、配当金狙いなら死ぬまで売却しなくててもいいわけで、出口戦略を考えずに済むのは楽だなと思いました。
配当利回りが高い
資本主義的な考え方では、企業は株主のものであり、企業は所有者である株主のために経営されます。
米国と言えば資本主義の権化ということで、米国企業は日本企業などと比較すると株主還元には積極的で配当利回りも高い傾向があります。
日経225やTOPIXの平均配当利回りは2%以下ですが、米国には大企業でも配当利回りが5%を超えるような銘柄も存在しているのです。
一概に「配当利回りが高ければ高いほどいい」というわけではなさそうなものの、配当金は企業から株主への愛を形にしたものでしょう?(Show Me The Money!)
加えて、インデックスファンドや国内ETFでは諦めるしかなかった配当金への二重課税を外国税額控除で取り戻すことができるようになるのもありがたいですね。
配当収入が成長する
REITやBDCにも投資はしますが、可能な限り高配当且つ連続増配株に投資をしようと考えています。
連続増配とは文字通り1株あたりの受取配当金が増え続けることを意味するので、そういった企業に投資をしていけば毎年の配当収入は右肩上がりで増え続けることになります。
セミリタイア後は収入が不安定になりますし、頼みの綱であるアフィリエイト収入は今後どうなるのかわからない中で、せめて配当収入だけでも増え続けてくれるというのは精神衛生上とても良いなと思いました。
今のところ(インデックス投資と合わせて)1億円投資して年間の受取配当金が300万円くらいになるポートフォリオを想定しているのですが、仮に収入が途絶えて投資元本を増やせなかったとしても配当収入が複利で増えていけば老後は安泰です。
ちなみに日本にも連続増配銘柄はあります。
ただ過去の実績(増配年数)をとって見ても、配当利回りをとって見ても、米国のそれにはまるで敵いません。
暴落時も減配のリスクが低い(ハズ)
上述した内容と同じ事を言っているに過ぎませんが、連続増配銘柄は減配のリスクが低いです。
今後も株価の大暴落は必ず、そして何度も起こるでしょうけど、投資先企業が減配をしない限り毎年の配当収入は減りません。(むしろ増えていくはず)
ITバブル崩壊やリーマンショックでも減配をせずに増配し続けてきた企業の姿勢と信頼は虎の子の資産を預けるに値します。
キャピタルゲインも狙える(カモ)
これまで散々「配当収入がうんたらかんたら」と述べてきてましたのでおまけ程度ですが、まー、長期で見ればキャピタルゲインもそれなりに狙えるのではないかと思っています。
高配当銘柄は下落局面に強いからウンヌンと言われますが、高い配当を出すということはそれだけ株主資本が減少するということなので、基本的に高配当株投資ではキャピタルゲインを期待しません。
それでも、米国のダウやS&P500といった株価指数は他国のそれを圧倒的に凌駕してきましたし、高配当とは言え経営が安定している銘柄なら米国企業らしく成長してくれるのではないかなと。
アメリカ万歳。
最後に
そういうわけで鼻息荒く米国株(高配当・連続増配)投資を始めたわけですが、5年後や10年後にトータルリターンでインデックスをアウトパフォームできるかどうかはわかりません。
ただ、キャピタルゲイン狙い一辺倒だった数年前よりもセミリタイア生活には適している投資手法のような気がしています。
ゆくゆくは米国株ブロガーの真似をしてお気に入りの銘柄紹介とかもしたいところですが、やはり面倒臭いのが難点ですね。
確かな知識と少しの勇気で豊かな未来を切り開きましょう。
今日は以上です。
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