もくじ
なんだか自己啓発本の見出しみたいな感じの怪しいタイトルになってしまいましたが、お金で人生のステージが変わる瞬間というのがあると信じています。
ここで言う人生のステージというのは、進学や就職、はたまた結婚や出産・子育てとか、そういうライフイベント的な意味でのステージではありません。
もっとこう、なんて言うか精神的なものでありながら、一方では日々のライフスタイル的なものでもある何かです。
今回はお金がないばかりに夢も希望も持てずに人生がつまらないと感じている若者に向けて独断と偏見にまみれた個人的なロードマップを書いてみました。
スケールの大小、具体的な金額はいくらなのかとか、フローの話なのかストックの話なのかという部分は人によって大きく異なるでしょうが、概ねお金さえあれば人生は素晴らしいという理解で間違いないです。
フロー編
日本では学校を卒業した後はほとんどの人がサラリーマンになりますが、残念ながらほとんどの人が嫌々サラリーマンをやっています。
何故ほとんどの人が嫌々サラリーマンをやっているのかというと、生きるためにはどうしたってお金が必要だからであり、もといサラリーマンになればお金をもらえるからです。
高尚にも日本国憲法は国民に職業選択の自由を保障しているわけですが、多くの人はお金のために好きでもない仕事をするしか選択肢がありません。
ステージ①:会社の給与以外で毎月50万円以上稼ぐ
会社の給与以外で毎月50万円以上稼ぐとします。
50万円だとそこまでの贅沢はできないかもしれませんが、質素に生活する分には問題ない金額ですから、とりあえず嫌々サラリーマンをやる必要はなくなりますね。
これまでは生殺与奪権を会社(上司)に握られていましたが、これにて晴れて独立(選択)の自由を手に入れることが可能なのです。
まー、過去の私もそうでしたが、50万円程度であれば副業としてサラリーマンを続けるケースが多いでしょう。
ただ、実際には会社を辞めないにしても、「いざとなったら会社を辞めても大丈夫」という事実は強力な精神安定剤になること請け合いです。
この瞬間、全ての自由を剥奪されていた過去と決別し、真にオリジナルな人生がスタートすると言っても過言ではありません。
ステージ②:会社の給与以外で毎月100万円以上稼ぐ
事業収入で毎月100万円以上稼ぐようになると、それまで自分でやっていた作業もお金を払って他人に任せるみたいなオプションが出てきます。
別に今まで通り自分でやっても良いっちゃ良いのですが、他人に任せて不労収入化に成功すれば夢にまで見た時間の自由を手に入れることが出来るのです。
寝たいときに寝て、起きたいときに起きて、やりたいことだけやって、飲んだくれる、そんな最高の生活に憧れる人も多いでしょう。
もちろん、売上を拡大すべく人を雇いつつ自分でも働いて事業を拡大再生産していくという道もあります。
時間の自由を先送りする行為ですが、これは未来への先行投資ですね。
※尚、サラリーマンとしての給与が毎月100万円を超えたとしても時間の自由は手に入らないので注意が必要です。
ストック編
実を言うと、フロー(収入)がどれだけ増えても根源的なお金の心配はなくなりません。
給与だろうが事業だろうが、安定していると思っていた収入が急になくなってしまう可能性なんて常にあるからです。
ちょっと前までは羽振りの良かった自営業のオッサンが会社を潰して工場で働き始めるみたいな悲劇は枚挙に暇がありません。
そのため、根源的なお金の心配から解放されるためには事業から得られる収入が途絶えても生活できるくらいのストック(純金融資産)を築く必要があると言えるでしょう。
お金のフローとストックはどちらが大事なのかという記事でも書きましたが、やっぱり最終的にはストックです。
ステージ③:純金融資産5,000万円以上
純金融資産5,000万円以上から人の価値観は変わると言われています。
お金持ちの入り口は純金融資産で1億円以上と定義されることが一般的ですが、実際には5,000万円を超えるあたりになると運用で生活できる希望が少しだけ見えてくるからです。
ただ、実際に5,000万円ぽっちの軍資金だけで何十年間も生きようとすれば、不可能ではないかもしれませんが相当な貧乏生活を余儀なくされます。
まだまだ声を大にして経済的な自由を手に入れた!とは言えませんが、その可能性が遠くにうっすらと見えてくる段階だと言えるでしょう。
全く働かずに遊んで暮らすには少な過ぎる金額、しかし、無視してアホみたいに働き続けるには多過ぎる金額です。
ステージ④:純金融資産2億円以上
この辺は未体験ゾーンですが、サラリーマンとかでも決して非現的な数字ではないし、単純に2億円あったら良いなと思いまして。
純金融資産が2億円以上とかになれば、株の配当金などの不労収入(所得)だけで永遠に生活することもできるでしょう。
ここまで到達すれば、経済的な自由を手に入れたと言っても良いと思います。
※逆に言えば、フローがいくらあってもストックがない人というのは原理的に不自由です。
仮に2億円あるとして年利5%で運用できれば1,000万円、セレブ的な生活を送ることは許されませんが、数十年後には死ぬわけですから贅沢したい時は元本を取り崩しながら生活してもOK。
ただ、恐らく手元に2億円あるからと言って「すごろくで言う“上がり”」とはならず、ほとんどの人が次のステージに進むべく5億円、10億円くらいは目指すような気がします。
もちろん妄想です。
2億円ください。
最後に
上記はあくまでも独断と偏見にまみれた個人的なロードマップです。
振り返ってみると、私の場合はアフィリエイト収入が100万円を超えた時に会社を辞める決意をしました。
ただ、当時の計画としては極めて理性的に「300万円を超えるまで会社は辞めない」だったんです。
それなのにも関わらず、体が勝手に動いてしまったと言うか、気付いたら辞めていました。
また、現在の収入は300万円もありませんが、自分の作業をアウトソースした時点でなんか満足してしまいほとんど働いていません。
もちろん、この辺の具体的な金額や感じ方は人によって異なると思います。
何が言いたいのかと言うと、そうなった時のことを想像するのと、実際にそうなった時とでは見える景色が異なったりするのです。
まー、そんな感じでやっぱりお金で人生のステージが変わるタイミングっていうのはあると思います。
そして、それは努力によって人生を変えられるという意味で凄く素敵なことだと思います。
今日は以上です。
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