クリスマスも終わりまして、いよいよ年の瀬といった感じですね。
年末と言えば節税、節税と言えばふるさと納税、皆様お申し込みはお済みですか?
ふるさと納税という制度については今更説明するまでもないと思いますが、ご存知の通り基本的に得しかない制度なのでやらないのは損です。
私も今年の年収(所得)を計算していなかったので控除限度額を全く使い切れていなかったのですが、先程ザックリと計算してササッと済ませました。
サラリーマンの方は昨年の源泉徴収表があれば簡単に計算できますので、まだの方は忘れないうちにやった方が良いですよ。
サラリーマンで、私のように独身(もしくは共働き)の方であれば、控除限度額の目安は以下のような感じになります。
寄附者の給与所得 | 控除上限額 | 寄附金額の目安 |
---|---|---|
300万円 | 25,000円 | 27,000円 |
350万円 | 32,000円 | 34,000円 |
400万円 | 39,000円 | 41,000円 |
450万円 | 50,000円 | 52,000円 |
500万円 | 58,000円 | 60,000円 |
550万円 | 66,000円 | 68,000円 |
600万円 | 74,000円 | 76,000円 |
650万円 | 94,000円 | 96,000円 |
700万円 | 105,000円 | 107,000円 |
800万円 | 127,000円 | 129,000円 |
900万円 | 148,000円 | 150,000円 |
1,000万円 | 170,000円 | 172,000円 |
1,500万円 | 357,000円 | 359,000円 |
2,000万円 | 508,000円 | 510,000円 |
例えば、今年の給与所得が1,000万円なら17万2千円分の寄付をすれば所得税・住民税から合計17万円分は控除されますので、実質2千円の負担で色々もらえるというわけですね。
控除される上限額は夫婦(扶養)のみの世帯なのか、夫婦と子供一人の世帯なのか二人の世帯なのかによっても変わってきます。
ご参考:ふるさと納税控除の目安
ふるさと納税はいつまで?
ふるさと納税はクレジットカード払いなら12月31日23時59分迄に決済すれば今年度の控除として適用されます。
このご時世クレジットカードを持っていない人は少ないと思いますが、銀行振込とかだと間に合わなかったりするので気をつけて下さい。
逆に、クレジットカードを持っている方なら年末ギリギリの駆け込みでも間に合いますのでご安心をば。
おすすめのふるさと納税サイト
駆け込みでふるさと納税をしようと考えている方にとって、おすすめのサイトは「ふるなび」と「楽天市場」です。
それぞれのふるさと納税サイトによって寄付できる自治体や取り扱っている商品が違うので、欲しいものによって使い分けるのが良いと思います。
私も今年のふるさと納税では複数のサイトを併用しました。
タブレットやパソコンが欲しい人は「ふるなび」
今年は最初にマウスコンピューターのタブレットPCをもらいました。
キーボード付きで1kg以下ということで旅行とかにも持っていけるので便利かなと思いまして。(旅行先で開いたことはたったの一度もありませんが)
2016年ふるさと納税はマウスコンピューターのタブレットPCがおすすめ
タブレットやパソコンは実用性(最悪の場合は換金性)も高いので昔から人気の商品なのですが、すぐに売り切れたり取り扱いが停止になってしまいます。
実際、私が3月にマウスコンピューターのタブレットPCをもらった「ふるさとチョイス」という大手のサイトでは家電の返礼品取り扱いを全て中止してしまいました。
ただ、理由はよくわかりませんが「ふるなび」というサイトでは2016年12月時点でも売り切れになっていません。
「ふるなび」の中ではいくつかの自治体でタブレットやパソコンを取り扱っていますが、おすすめは長野県飯山市ですね。
私は55,000円の寄付金でキーボード付きのタブレットをもらいました。
それ以外が欲しい人は「楽天市場」
昨年から楽天市場がふるさと納税に参入してきました。
寄付できる自治体はそこまで多くないような気もするのですが、何と言ってもお得なのは寄附金に応じて楽天スーパーポインが付与される点です。
自治体によってはポイント10倍(10万円の寄付で1万円分の楽天スーパーポイント)という大盤振る舞いをしているところもありますので、食品類を欲しい方にとっては最高の還元率になると思います。
また、私もさっき知ったのですが、今年から楽天市場では「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」なるキャンペーンが走っていて、楽天カードで決済すると最低でもポイントが4倍(最大で7倍)になります。
「特に欲しいモノはないけど、とりあえず控除額の上限になるまで消化したい!」という方は楽天市場のふるさと納税サイトで適当にビールとか旨そうなお肉とかもらっておきましょう。

ちなみに、旅行好きの方におすすめの返礼品はピーチポイントです。
私も旅行が趣味なので昨年に続きほとんどの枠をピーチポイントを返礼品にしている自治体に寄付しました。
ふるさと納税でピーチポイントGET!いつ頃付与されるの?使い方は?
2016年からピーチポイント(鹿児島県南さつま市)も楽天市場のふるさと納税サイトで対象になりましたので、他所のサイトで寄付するよりも楽天市場で寄付した方が断然お得です。
還元率は50%なので10万円寄付したら5万円分のピーチポイントがもらえる上に、更に楽天カードで決済すれば更に4%(最大で7%)分の楽天スーパーポイントが4千円分もらえます。
(2017年6月追記)
気付いたら楽天市場ではピーチポイントがGETできなくなっていました。
ピーチポイントが欲しい場合は以下のサイトをご利用下さい。
最後に
自営業者と違いサラリーマンは節税の手段も限られています。
来年はサラリーマンや公務員を対象にした確定拠出年金も始まったりしますが、使える制度は使って、節税できるところは節税していきましょう。
大して才能もない普通の人間が資産形成で成功して豊かな生活を送りたいのであれば、何よりも大事なのは合法の範囲内で可能な限り税金を払わないことです。
今日は以上です。
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