早く退職したいのに上司からの引き止めがしつこいです。
月初に会社に退職の意思表示をしてきたのですが、その後もなかなか退職届を受理してもらえません。
退職希望日までまだまだ時間はあるので実害はないものの、既に直属の上司とは3回も4回も面談を実施しています。
それゆえ退職の意志が固いことについては理解しているハズなのにも関わらず、直属の上司の計らいで今度は更に偉い上司が召喚されるらしく、また面談をする羽目になりました。
正直面倒臭いなと思ったので、「就業規則は熟読しているので手続き上は不要なフローであると認識していますが、指示であればお受け致します。ただ、退職の意志は変わりませんから、邪推ですが私はまだしも更に偉い上司の貴重な時間を無駄にしてしまう可能性が高く、そのことを申し訳なく思います。」と伝えてみましたが、それでも良いと言うので、円満退社できるように甘んじて受け入れることにしました。
念の為、退職に際して上司からの引き止めがしつこいのは、決して私が特別に高い評価を受けているからではありません。
いわゆる大企業に勤めている人なら分かると思いますが、新卒は東大京大早慶などの高学歴、中途は他社で幹部クラスだった人材しか採用されないため、優秀な人材なんていうのは掃いて捨てるほどいます。
恐らく部下に退職されると上司の評価に傷がついたり、また、退職希望者に対する対応マニュアル的なものがあるのでしょう。
その対応マニュアルの中には「退職後、これまでの鬱憤を晴らすかの如く暴走して内部告発みたいなことをされてはたまらないので、最後は真剣に引き止めるふりをして承認欲求を最大限に満たしてあげよう」みたいなことが記載されている可能性すらあります。
※私の場合、残念ながら現在勤めている会社に対しては本当に何の不満もありません、そして期待も。
最も衝撃的だったのは、退職の意思表示をした途端に「海外駐在でも社内ベンチャーでも、好きな部署に異動させてやる」的な話で残留を提案されたことです。
正直言って、入社以来配属を希望し続けてきた憧れの部署があったのでこれには一瞬だけ心が揺らぎました。
これまで散々希望を伝え続けてきたのにも関わらず叶わなかった憧れの部署への異動が、退職の意思表示をした途端にあっさりと叶ってしまうなんて、虚しいの極みです。
こんなことなら初期配属で希望の部署に行けなかったタイミングで退職を仄めかしておくべきだったなと猛烈に後悔しています。
なんだか愚痴っぽくなってしまいましたね。
基本的には引き止められれば引き止められるほど退職の意志はより強くなっていくばかりです。
ということで、引き続き粛々と退職の手続きを進めていきたいと思います。
コメント
おはようございます。
組織は組織なりのいろんな考え方がありますよね。
うまく社畜を作るための仕組みだと思います。
会社のためというよりは、おっしゃる通り、個人の利害を求めている人は多いでしょうね。
頑張ってください。
またお邪魔します!