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私達がセミリタイアできない理由




セミリタイアを目指す若者が増えている?

少し前から、「アメリカでは“FIRE”という生き方を志向する若者が増えている」みたいな翻訳記事を見かけることが増えました。FIREとはFinancial Independence Retire Earlyの頭文字を繋げたもので、要するに早期リタイアのことです。

 

日本でも「アフィリエイトでセミリタイアを目指す!」「インデックス投資でセミリタイアを目指す!」みたいなブログはたくさんあります。まだまだ普及しているとは言えませんが、そのうちアメリカにおけるFIREみたいなブームがやってくることはあるのでしょうか。

 

低欲望社会が貧乏セミリタイアを加速させる
最近の若者は欲がない? 「最近の若者は欲がない、けしからん」というオッサンの説教を見聞きすることがあります。私も大概オッサンですが、若い頃は元・勤め先の上司によく言われました。 1980年代以降に生まれたいわ...

 

上述したようなブログに共通しているのは、セミリタイアできない最大の理由が“お金”である点です。セミリタイアにはある程度の資金が必要なのは間違いありません。目標金額は純金融資産で5千万円だったり1億円だったりそれぞれでしょう。

 

ふと、上述したようなブログを書いている方々が数年後もしくは数十年後に目標金額を達成した時、実際に会社を辞めてセミリタイアできるのかということを考えました。

 

「いやいや、何を言っているんだ!お金さえあればすぐにでもセミリタイアするよ!」と言うかもしれません。

 

一般的には学歴や職歴が立派であればあるほど収入も多く資産形成には成功しやすいですが、逆にそういう属性の方ほどセミリタイアできないような気もします。刺々しい言い方をすると、ダラダラ仕事を続けてしまうというか。

 

自己決定度・幸福度が低い日本人

自己決定度は幸福度に直結するそうです。自己決定とは、文字通り自分の人生を(他人からの介入を受けず)自由に決定することです。

 

 

上記の記事によると、自己決定によって進学や就職などの人生における重大な進路を選択した人は幸福度も高い傾向があるそうです。まー、当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

ところで、「自分の人生を自由に決定できない」というのはどういうことなのでしょうか?憲法には幸福追求権がありますので、自己決定は私達が当然に持っている権利なはずです。本来、「自分の人生を自由に決定できない」ということは余程の特殊な状況でない限りありえません。

 

・・・というのはあくまでも建前であり、現実はそう簡単な話ではないこともわかります。私達の進学や就職はほとんど偏差値でベルトコンベア式に決まりますし、主体的に生きるのは想像以上に難しいんだと思います。

 

日本は豊かな国ですが、他国と比較しても「人生の選択の自由」は低く、幸福度も低いそうです。

 

学校の教育とか、人材の流動性とか、社会の雰囲気とか、そういう小難しい問題について語るつもりはありません。自分の人生がつまらないことを誰かの責任にするべきでもないでしょう。

 

とにかく、私達は自分の人生を自由に決定することが上手ではない、慣れていないということです。

 

セミリタイアできない最大の理由

セミリタイアできない理由は“お金”だけではありません。

 

もちろんセミリタイア資金は非常に大きな壁ですが、正しい知識と少しの勇気があれば時間の問題であり、いずれ解決できます。数年かかるのか数十年かかるのかは置いておいて、目標金額を達成するまで稼いで貯めればいいだけです。

 

それよりも、私達がセミリタイアできない最大の理由は「自己決定度の低さ」という文化的なものかもしれません。例えば、セミリタイアを目指す方が5千万円でも1億円でも目標金額が貯まった時、心の声に従ってスパっと会社を辞められるのかということです。

 

言うまでもありませんが、セミリタイアしたから偉いとか偉くないとか、そういう話では全くありません。したい人はすればいいし、したくない人はしなければいい、それだけです。

 

人生は一度きりしかないからこそ、取り返しのつかない失敗を避ける注意深さも必要でしょう。なんでもかんでも好き勝手に生きれば良いというわけではなないです。

 

ただ、主観的な幸福度は自己決定度に強い影響を受けるということと、私達はそれが上手ではない(慣れていない)ということを知っておくと、より良い人生を送れる可能性が少しだけ上がるかもしれません。

 

私達はいつまで働けばいいのか?セミリタイアとお金(経済合理性)の狭間
自分の人生に対する評価 先日、行きつけのカジノ(韓国)へ向かう飛行機の中で、機体が上下左右に大きく揺れることがありました。乱気流です。よく飛行機に乗る人間にとっては珍しいことでもありませんが、気持ちのいいものではありません...

 

今日は以上です。

コメント

  1. てるりん より:

    確かに日本人は自己決定度が低いように思います。
    これからの人生において自分で決めて、一歩踏み出す
    勇気が大切だと感じました。

    • 管理人 管理人 より:

      てるりん さん

      コメントありがとうございます!

      勇気を振り絞るきっかけになれれば幸いです。

  2. 松千代 より:

    こんにちは。

    松千代と申します。ブログランキングから訪問致しました。

    人生は一度きりしかないからこそ、取り返しのつかない失敗を避ける注意深さも必要でしょう。なんでもかんでも好き勝手に生きれば良いというわけではなないです。

    とても、響きました。また、別の記事も読まさせていただきます。

    • 管理人 管理人 より:

      松千代 さん

      コメントありがとうございます!

      何かを考えるきっかけになれれば幸いです。

  3. yuko より:

    自己決定度の低さについては考えたことがありませんでした。
    今回の記事を読みながら自分のこれまでの人生の中での自己決定度のことについて考えていました。すべてのことを一人で全て決めている方はすくないのかなぁと思いますが、それが幸福度にもつながってるっていうお話は興味深かったです。
    お金だけじゃない…っていう点についても考えさせられますね。

    • 管理人 管理人 より:

      yuko さん

      コメントありがとうございます!

      幸せになれるようにお互い頑張りましょう。

  4. Muhyo Sena より:

    はじめまして。
    日本人は自己決定度はひくいでしょうね。
    記事の内容はすごくよくわかります。
    なんとなく今が良ければ、と思っている人が多いです。
    なんとなく誰かが引いた道をなんとなく歩いている感じでしょうか。

    • 管理人 管理人 より:

      Muhyo Sena さん

      コメントありがとうございます!

      なんとなく、で人生が終わらないようにお互い頑張りましょう。

  5. さちりん より:

    こんにちは
    ブログランキングからの訪問です。
    早期リタイヤ理想です。
    お金だけではなく、目標が達成したらリタイヤって、
    いい考えですね。
    私も目標を立てたいと思います。
    ありがとうございました。

    • 管理人 管理人 より:

      さちりん さん

      コメントありがとうございます!

      目標を達成できるようにお互い頑張りましょう。