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(2018年も)NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめな理由




NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめな理由

 

※以下の記事は2014年の年末に書いた記事ですが、2018年もNISAには投資信託のバランスファンドがおすすめです♪

 

2014年も残りあと僅かということで、口座を開設したは良いものの全く活用していなかったNISAのことを思い出し、せっかくだから株式やら投資信託やらを購入しようかしまいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

「でも、具体的に何を買ったら良いのかイマイチわからないんだよね・・・」という方には、投資信託のバランスファンドが個人的には無難だと考えているのでおすすめです。

 

かくいう私も、投資信託のバランスファンドをコアとした資産運用をしているインデックス投資家の端くれです。

 

11月末時点ではリスク資産13,778,614円のうち1,1733,648円がバランスファンドとなっており、リスク資産に占めるバランスファンドの割合は実に85.2%にも上ります。

 

そもそもバランスファンドとは?

バランスファンドとは、ざっくり説明すると国内外の株式・債券・リートといった複数の資産クラスに1本で分散投資をすることができる投資信託のことです。

 

「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な格言よろしく、分散投資にはリスクを軽減する効果があり、分散投資は資産運用の基本のキです。

 

世界経済は今後も緩やかにしかし力強く成長していくということだけは分かっていたとしても、1年後にどの資産クラスが最も成長するのか(もしくは最もマイナス成長するのか)ということは投資のプロですら(予想することはできても)当てることは容易ではありません。

 

また、最近では手数料が極めて安いバランスファンドも出てきており、モノによってはそれぞれの資産クラスの投資信託を購入して分散投資をするよりも、バランスファンド1本で分散投資をした方が手数料を安く抑えることができるケースも多いのです。

 

例えば、eMAXIS バランス(8資産均等型)という投資信託は、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リートの資産クラスにそれぞれ12.5%の割合で分散投資をするバランスファンドですが、手数料(信託報酬)は 0.54%(税込)/年です。

 

NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめな理由 - サムネイル

 

(2017年5月9日 追記)本日より、投資対象は全く同じで、信託報酬が0.2376%(税込)/年と更に安くなったeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が登場しました。これからNISAで投資するならこちらのバランスファンドがおすすめです。

 

一方で、上記のポートフォリオをeMAXIS シリーズのそれぞれの投資信託(eMAXIS TOPIXインデックス・eMAXIS 先進国株式インデックス・eMAXIS 新興国株式インデックス・eMAXIS 国内債券インデックス・eMAXIS 先進国債券インデックス・eMAXIS 新興国債券インデックス・eMAXIS 国内リートインデックス・eMAXIS 先進国リートインデックス)で実現しようとすると、手数料(信託報酬)は5.67%(税込)/年となり、eMAXIS バランス(8資産均等型)1本で資産運用を行った時よりも手数料が高くなってしまいます。

 

上記のメリットはNISAであろうがなかろうが享受できるバランスファンド自体のメリットなのですが、「NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめな“最大の”理由」は、そのリバランス機能にあります。

 

バランスファンドならNISA枠内で勝手にリバランスをしてくれる

相場の変動により変化してしまったアセットアロケーションに占める各資産クラスの割合を調整することを「リバランス」などと言います。

 

通常、リバランスには売買が伴う(基準価格が上がったモノを売却し、基準価格が下がったものを購入するetc)のですが、バランスファンドなら投資しているファンド内で勝手にリバランスをしてくれます。

 

極端な例ですが、神のお告げにより「資産クラスA,B,C,Dをそれぞれ25%の割合で保有するのが最もイケてるアセットアロケーションだ!」と確信したあなたはNISA枠でそれぞれの投資信託を25万円分(計100万円分)購入します。

 

その後、資産クラスA,Bは2倍に値上がりしましたが、資産クラスC,Dは2分の1に値下がりしてしまい、あなたのアセットアロケーションは資産クラスA,Bがそれぞれ40%、資産クラスC,Dがそれぞれ10%になってしまいました。

 

NISAの枠に100万円という上限がなければ、神のお告げを聞いたあなたなら資産クラスA,Bを売却して資産クラスC,Dを購入すれば良いだけの話なのですが、一度使ったら消滅してしまうNISAの枠ではそれができません。

 

というような訳で「NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめ」と個人的には考えているのです。

 

参考までに、私が現在積み立てを行っているバランスファンドは以下の3本です。

 

  • eMAXISバランス(8資産均等型)
  • 世界経済インデックスファンド
  • SMT インデックスバランス・オープン

 

どれも素敵なバランスファンド達です。

 

最後に(私がNISAで投資信託のバランスファンドを購入していない理由)

私はリスク資産の90%弱を投資信託のバランスファンドで運用していますが、2014年度のNISA枠を使い切ることができましたにある通り、NISAに関しては全ての枠を株式(現状はETFのみ)の購入に充てています。

 

ここまで散々「NISAには投資信託のバランスファンドがおすすめ」と言っておきながら私自身がそうしていない理由は、1年間で100万円、5年間でたったの500万円(2016年からはNISA枠が120万円/年になるので正確には5年間で560万円)ぽっちの枠であれば、非課税のメリットをより享受できるように多少はリスクを取っても構わないと考えたからです。

 

当然ですが、求めるリターンの大きさや許容できるリスクの大きさやは投資家によって異なります。

 

あくまでも今回の記事では「NISAがきっかけで、100万円/年くらいを上限に、投資を始めてみようかなとは考えているのだけれども、具体的に何を買ったら良いのかというアイディアはない」という方向けに、インデックス投資家の端くれとして割と無難な内容を書いたつもりです。

 

最後になりましたが、全ての投資判断は自己責任ですので悪しからず♪

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