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会社にしがみつく勇気




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先日、元勤め先の同期達とお酒を飲む機会がありました。

 

元勤め先は国内でも有数の大企業で離職率も0コンマ数%です。

 

ただ、偶然にもその日に集まったのは癖のある人間が多く、私を含めて既に退職している人間が多かったです。

 

「会社にしがみつくしかない!」という勇気

私「みんな、久しぶりだね。そういえば、一番最初に会社を辞めたのはAだったよね?入社1年目で会社を辞めて起業してたけど、順調なの?」

 

友人A「いや~、あの後、結構大変だっんだたよ。起業してから1年間はほぼ無給だったしね。でも、お蔭様で時間はかかったけど会社も○○人規模になったし、メディアで露出する機会も増えてきて、ようやく軌道に乗ってきたって感じかな。たしか、オレが辞めた1年後にBが転職したんだよね?外資ってやっぱり大変なの?」

 

友人B「そうだね、はっきり言ってちゃくちゃハード。年収は倍以上になったけど、労働時間も倍になったし、生活費も倍になった(笑)。定年まで働けるような場所じゃないと思っているし、まだまだこれからだね。ただ、仕事は充実してるし楽しいよ。あ、Facebookで見たけど(のーまねー、のーふりーだむ)も独立したんでしょ?儲かってるの?」

 

私「ま、まーね。独立と言えば聞こえは良いけど、実際はサラリーマンが嫌で脱サラしただけ。ネットで細々とやってるよ。そういえば、Cは昇格したらしいじゃん。おめでとう!」

 

友人C「うん、ありがとう。お前らと違って会社に残ったのは良いけど、昇格とは言えオレなんか周りの同期と比べれば遅い方だよ。会社に居続けさえすれば遅かれ早かれ誰でも出世する。ご存知の通りうちの会社は年功序列だからね。」

 

友人A「いやいや、謙遜するなって!まさか、Cがサラリーマンとして順調にやってるとは思ってもいなかったよ。実を言うと、オレはCが一番最初に会社を辞めると思ってたんだよね。」

 

友人B「たしかに、Cは新入社員の頃から尖ってたよな。SNSでの発言も意識が高かったし、起業を視野に入れているような雰囲気だった。」

 

友人C「起業か・・・たしかに新入社員の頃はそういう想いもあったけど、今は会社を辞めることなんて考えてないね。昔の話はやめようぜ。」

 

全員「・・・。」

 

友人C「別に悲壮感はないんだけどさ、この数年で色々なことが見えてきたんだよ。自分の能力というか、自分がそこまで優秀な人間じゃないこともよくわかった。もう社外で活躍しているイメージは全く抱けない。逆に、20代も後半になれば、社内での行く末も大体見えてきたけど・・・。」

 

全員「・・・。」

 

友人C「でも、年収だってあと何年かすれば1,000万円を超えるし、その後も普通にやってさえいれば1,500万円までは増えていくんだぜ。頑張っても、頑張らなくてもね。そして、この状況に満足もしてるんだ。今後、何があっても会社にしがみつくつもりだよ。これが、オレの経済だから・・・。」

 

会社にしがみつくのは40代や50代だけの特権じゃない

友人Cの戦略はどうしようもなく正しいと思います。

 

「会社にしがみつく」と言うと格好が悪いイメージがありますが、実際そんなことは全くありません。

 

友人Cはお金に困ることなくゆとりのある生活を送っていますし、腐っても大企業の正社員という肩書きを持つ独身の彼は合コンでもモテモテ、このまま昇進が遅れ続ければ会社では片身の狭い思いをすることがあるかもしれませんが、そんなことも17時になれば忘れることが出来ます。

 

そして、そんな生活が今後も30年間はほとんど約束されているわけですから。

 

はっきり言って、十分に勝ち組なのです。

 

対する友人Aは自身が創業した会社を年商数十億円にまで育てましたが、銀行から借りている運転資金の連帯保証人は常に彼自身であり、現在は羽振りが良いものの何かの拍子で事業が傾けば自己破産とは隣り合わせ。

 

友人Bだって、現在でこそ外資系のコンサルティングファームとかいうチャラいところでサラリーマンとしてはトップクラスの給与を得ていますが、体力勝負そして実力勝負の世界であり、過酷な競争から脱落してしまった後の保証は何もありません。

 

私に至ってはただのしがない自営業、何か特別なスキルがあるわけでもありませんから、数年後には収入がゼロになって再就職している可能性だってあります。

 

こうして考えると、まがりなりにも10年後、20年後がしっかりと見えているのは会社に残った友人Cだけだと言えるでしょう。

 

若くして「会社にしがみつくしかない!」と判断した勇気、潔さは敬意に値します。

 

大企業のサラリーマンにとって、会社にしがみつくというのは非常に魅力的なオプションです。

 

ネット上ではサラリーマンを馬鹿にするような言説も目立ちますが、決して惑わされてはいけません。

 

友人Cの勇気ある決断を心から応援しています。

コメント

  1. マレク より:

    こんにちは。
    いろんな考え方がありますよね。
    最終的に自分がどのように割り切れるかですね。
    他人にどうこう見られたいとか、見せたいじゃなくて、自分が納得できる選択をしっかりしないといけないってことだなと思いました。
    じっくり読ませていただきました!

    • 管理人 管理人 より:

      マレク さん

      コメントありがとうございます。

      本当に仰る通りで、自分が良いと思う風に生きるしかありませんね。

  2. 20の君? より:

    失礼致した。。
    (通りすがりです)

    • 管理人 管理人 より:

      20の君? さん

      コメントありがとうございます。

      失礼ではないと思いますのでご安心下さい。(?)