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カンボジアの銀行の米ドルの定期預金の金利の話

2016/07/22

カンボジアの銀行の米ドルの定期預金の金利の話
「カンボジアの銀行の米ドルの定期預金の金利の話」とやたら“の”が多いタイトルですが、1月7日から6泊7日でタイとカンボジアへ旅行に行くこともあり、記事にしてみたいと思います。

 

FXの高金利通貨でお馴染みの豪ドルやニュージーランドドル、ブラジルレアル・トルコリラ・南アフリカランド、最近では原油安の影響を受けて政策金利を17%に引き上げたロシアルーブルなど、新興国(もしくは資源国)通貨というのは物価上昇率・インフレ率の高さ(等)を反映して高金利であることが多いです。

 

調べてみると、カンボジアの銀行の定期預金の金利も多分に漏れず高いということがわかりました。

 

特筆すべきは、カンボジアの銀行においては新興国通貨である“リエル”だけではなく、“米ドル”の定期預金の金利が高い(5%をゆうに超える)というのです。

 

カンボジアという国について

正式名称はカンボジア王国、首都はプノンペン、人口は約1,514万人(日本の人口の11.9%)、GDPは約152.5億米ドル(日本の3.1%)、インドシナ半島に位置する東南アジアの発展途上国です。

 

カンボジアの通貨(リエルと米ドル)

カンボジアは自国通貨のリエルと米ドルが併用されている二重通貨国です。

 

二重通貨とは言っても、首都のプノンペンをはじめとした都市部では圧倒的に米ドルの方が流通しており、カンボジア全体で見ても決済の8割以上が米ドルによるものだと言われています。

 

自国通貨であるリエルは国民からも信用されておらず、商業融資(事業資金の調達等)はもちろん住宅ローンのような個人向けの融資も米ドルで行われているのがカンボジアの現状なのです。

 

プノンペン商業銀行の場合

カンボジアには50行ほどの銀行があるようですが、ここでは日本のSBIホールディングス株式会社が出資しており且つ日本語のホームページもあるプノンペン商業銀行の定期預金の金利を見てみましょう。

 

プノンペン商業銀行

 

1月3日時点、米ドル建て・1年もの定期預金の金利は6.00%、5年もの定期預金は7.30%という記載があります。(利息に係る税金は居住者6%、非居住者14%)

 

アメリカ最大の銀行であるバンク・オブ・アメリカの米ドル建て・1年もの定期預金の金利を確認したところ、同じ“米ドル”の定期預金であるにも関わらず、僅か0.1%でした。

 

「カンボジアの銀行の米ドルの定期預金の金利」が高い理由

「カンボジアの銀行の米ドルの定期預金の金利」がなぜこれ程までに高いのか、やはり気になると思います。

 

理由としては、ソブリンリスク(国家に対する“信用”リスク)が先進国のそれと比較して圧倒的に高く、グローバルな為替市場ではなく国内の事情によって金利が決まっているからです。

 

カンボジアでは、大手と言われる銀行であっても格付すらついていないことが多いので、機関投資家やヘッジファンドの投資基準を満たすことができず、海外から資金を集めることができません。

 

カンボジア国内に目を向けても、自国通貨であるリエルすら信用していない国民達は当然のように銀行のことも信用していないため、ちょっとやそっとでは虎の子の資産をカンボジアの銀行に預けるようなことはしません。

 

結果、市場原理が働きカンボジアの銀行は預金をしてもらうために金利を高くします。

 

普通なら自国通貨であるリエル預金の金利を上げれば良いのですが、リエルよりも米ドルの方が圧倒的に流通してしまっているため米ドル預金の金利も上げるしかなく、1年もの6.00%や5年もの7.30%というアメージングで歪んだ金利が実現しているのです。

 

最後に

カンボジアの銀行には日本のような預金保険制度がありませんから、万が一銀行が破綻した場合は泣き寝入りするしかありません。

 

カンボジアの銀行の米ドルの定期預金は、(決して怪しい話ではありませんが)確実に儲かる美味しい話というわけではなく、あくまでもハイリスク・ハイリターンな投資であることを忘れてはいけないでしょう。

 

ちなみに、私は1月7日から6泊7日でタイとカンボジアへ旅行に行ってきます。

 

もちろん、カンボアジアで最大の銀行でありインターネットバンキングにも対応しているアクレダ銀行の口座を開設してくる予定です。

 

続き → カンボジアのプノンペン商業銀行シェムリアップ支店で口座を開設してきました

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