アフィリエイトの確定申告をしてきたのですが、2014年度は2013年度と比較して大幅な減収減益を記録してしまった結果、予定納税で払い過ぎた所得税が還付されることになりました。
どこかの誰かの笑顔のために、本日は予定納税や還付金について簡単にまとめた記事を書いておきたいと思います。
予定納税とは
予定納税とは、簡単に言えば所得税の前払いです。
国税庁のホームページには以下のように記載されています。
その年の5月15日現在において確定している前年分の所得金額や税額などを基に計算した金額(予定納税基準額)が15万円以上である場合、その年の所得税の一部をあらかじめ納付するという制度があります。この制度を予定納税といいます。
「確定申告の前に所得税の一部を払っておいてね(どうせ払う予定なのだから)」という国税庁からの強い依頼です。
そういう訳で私も予定納税をしていたのですが、決算書と申告書を作成したところ、どうやら実際に払う必要がある金額よりも予定納税で既に払ってしまった金額の方が多かったことに気付きました。
このような場合、払い過ぎた所得税は還付金として返ってくるのです。
予定納税の還付金には利息がつく
予定納税の還付金には利息がつきます。
利率は2014年1月1日〜12月31日までが1.9%、2015年1月1日〜12月31日までが1.8%、銀行の定期預金よりも圧倒的に高い金利で運用してくれるのですからありがたい話です。
ちなみに、この利息部分(還付加算金と言います)は雑所得として申告する必要がありますので注意しましょう。
予定納税の還付金及び還付加算金の仕訳方法
予定納税の還付金及び還付加算金は以下のようなの仕訳方法で問題ないと思います。(個人事業主の場合)
■還付金
借方 | 貸方 |
普通預金 | 事業主借 |
■還付加算金(還付金に対する利息)
借方 | 貸方 |
普通預金 | 雑収入 |
予定納税の還付時期はいつ頃?
税務署の職員に予定納税の還付時期はいつ頃なのか質問したところ、「大体1ヶ月後」というファジーな回答しかもらえませんでした。
具体的な日程までは決まっていないのでしょう。
最後に
アフィリエイトの確定申告で還付金が返ってくるのは初めての経験です。
アフィリエイトという成長市場で事業を展開しているにも関わらず減収減益という体たらくぶりを発揮してしまいました、嬉々と記事を書いていますが本音を言えば情けなくて仕方がありません。
2015年度はもっとたくさん税金を払いたいと思います。
コメント
こんばんは。
還付加算金は、事業以外の借入金利子に類似するものとして
個人事業主であっても雑所得となるかと思います。
雑収入としてではなく事業主借とし、
申告時に申告漏れがないよう忘れないことをおすすめします。
nerona さん
コメントありがとうございます。
仰る通り、還付加算金は課税対象ですから
記載致しました仕訳(貸方→雑収入)で問題なく
申告漏れも発生しないと考えています。
もし誤りがあれば早急に訂正致しますので
恐れ入りますがご指摘頂ければ幸いです。